日帰り:初の子連れ登山(1歳児)。まずは近所の湖西連峰から。

妻と話をしていて少し体を動かしたいねと。

息子が生まれる前の登山を始めたころに数回だけ一緒に登った事がありました。
半ば冗談でベビーキャリーでも買って登る?
と聞いたところなんと妻も乗り気に。

登山靴見にモンベル行こうかなぁと思っていたので、ついでにベビーキャリアあるかなぁと店員さんに聞いてみるとなんと在庫有り!

息子を試しに乗せるとギャン泣き(笑)

ただウチの息子は最初は嫌がっても2回目からは行ける事が多いため多分大丈夫だろうと前向きに考える事に(笑)

モンベルのベビーキャリアは他社のものと比較すると作りはがっちりはしていない。
その代わり軽量で安価なのでぱっと思いついて買うのには良かったかもしれないです。

モンベルのベビーキャリア。2色展開。日よけは別売り。

 

■モンベルオンラインショップ

無事お買い上げして初めての子連れ登山に挑戦してきました。
慣れない妻と初めてのベビーキャリアなので近くて安全な湖西連峰へ。


おちばの里親水公園~富士見岩

良い天気


低いところはシダが多い



しばらく登ると鉄塔

良い天気のなか登り始めます。
まずは息子をしっかり固定して担ぎ上げる。
普通のザックと違い一度しっかり腰を下ろしてから担ぎ上げないと不安ですね。

また今息子は10kg弱ですが、重心がかなり上に来ます。
テン泊装備より重く感じる(笑)

息子を安定させるにはロードリフトストラップを締め気味にした方が良いんですが、
そうすると肩に食い込んで肩への負担が大きくなってツライ。
しかしロードリフトストラップを緩めにしておくと息子が揺れてちと不安。

バランスが難しいです。

富士見岩に向かうコースは最初からそこそこな急登を登って行きます。
テン泊並み装備?を担いでいるので中々の鈍足。
ゆっくり登ります。

靴はお気軽なセイバーミッドで

子供は重いわりに腰ベルトや肩ベルトのつくりは日帰り用ザックくらいの厚みなので、
長時間はキツイだろうなと感じます。
その場合はオスプレーなどのチャイルドキャリーになるんでしょうが4万超えだし、店で見たことないしなぁ。。。

ヘビイチゴかな。毒があることを最近知った

倒木をくぐる妻


急登とゆるやかを繰り返していくと林道に一度出ます。
その後はひたすら登って行き、視界が開けてきます。
急登が結構つらかった分、視界が開けた事が嬉しかったみたいで妻が歓声をあげてました。
なんだか自分も嬉しくなります。素直な反応が出来るって素晴らしいことだと思うんです。

展望と青空が見えると嬉しいもんです。

もう少し登ります。

ここまで来たら富士見岩まではあと少し。
もう低山は夏に差し掛かっているので草が生い茂ってきています。



ちょっとアウトドア気分な岩を登ります



ちょっと下ろします。

途中一か所だけ岩壁のようなところを登りますがロープがあるんで特に問題はないです。
初めての人だと下りで使うのは怖いかもしれませんね。

富士見岩まで来たら一旦休憩。
息子を降ろします。
やはり座っているだけなので、動いている私たちは暑いが息子は冷えていました。
風も少し出てきたのでウインドブレーカーを着せておきます。

またずっと座っているのもあれだろうと思い少し歩かせます。
歩けるようになると成長が早いものですね。
転がってる石に興味津々(笑)

抱っこ紐に切り替えて富士見岩に登ってみます。

抱っこ紐だけなら身軽

ちょっと雲が増えて来ました。アクトは見える。

抱っこ紐だけだと身軽なのと、息子も密着できるので心なしか安心してるようだと妻が言っていました。
雲が増えてきてしまったので、景色も早々に廃寺跡に向かうことにします。

富士見岩~廃寺跡




ここは稜線上なのでなだらかな道です。少しだけ登り返しなどがありますが、ほとんど下り傾向&なだらかロードです。日差しがあると木漏れ日が気持ちいいですね。
チャイルドキャリアを使っているとすれ違う人が反応します。否応にも目立ちますね。
自分も今まで1回しか見た事ないですし。

これだけ小さい子連れてるとあらあらと皆さんニコニコされていくのも嬉しいもんです。




到着

いつもの。これはお地蔵さんなのか?いかに。

廃寺跡に到着するとそこそこ人がいます。
こちらは富士見岩ルートより登ってきやすいですし、天気も良いので。
チャイルドキャリアを降ろして昼ごはんにします。
ここでシートを小さいものしか持ってきていない事に気づきあちゃーとなりました。
次回は大き目のシートかテントのグラウンドシートでも持ってくるか。

さぁお昼ご飯!と思ったのもつかの間、息子にでかい方が襲来。
まさかのこのタイミングです。妻と協力して処理してジップロックに封印します。

本当はバーナーでお湯沸かしてラーメンとかにしたかったんですが、何分子連れが初なので今回はおにぎりにしておきました。
特に廃寺跡は机がないためバーナーに触られると大変なので。

お昼です

土いじりが楽しい模様

こっちも展望ありましたね




しっかり登山装備なカップルの方が犬を連れてきていました。
これくらいのお山なら登れちゃうんですね。
カップルの女性の方にウチの息子がほいほいついていきそうになり。。。

血は争えない。

廃寺跡~おちばの里親水公園


さて、下ります。




色かぶりが多くてWB設定が決まらない

こちらは富士見岩コースと異なりゆるやかに下っていきます。
ゆるゆると降りていくと林道に出ます。


何を焼いていたんでしょうね。





林道から先は少し急になります。
土が露出しているところは少し滑りやすく、妻が苦戦していました。


60mm microはよく写る

とかげ。さすが恐竜の子孫、凛々しい顔立ちです。かわいい


なんやかんやと下り切り、不動滝との分岐まで来ると後はゆるやかです。
この辺りまでくると息子が眠ってしまいました。
熟睡モードに入ったので頭は横に垂れた状態。

一応首を固定するクッションがあるんですが、最初からつけておくと暑いだろうし動きを遮られて嫌だろうし、かといって寝てからつけると起きるだろうし。難しいです。
息子の頭が木に当たらないよう注意しながら歩きます。

爆睡モード

公園まで降りてきたら終了です。

チャイルドキャリア、子連れについて

現状モンベル、オスプレー、ドイターなどから出ています。
どれも機能と構造は似たようなもので、細かい作りには差があります。

ザック自体の容量は20L程度。
子供のおむつや着替え、水分なども考えると日帰り用の荷物しか入りません。
もし泊りも考えるならパートナーが大容量ザックを背負う前提になりますね。
そもそも息子と小屋泊やテント泊は未知のハードルが高すぎてまだ想像すらつきません。

モンベルの製品は日よけはオプションですが、あった方が良いと思います。
日よけの効果は大してないんですが、木の枝なんかを結構防いでくれます。

今回は登り1.5H-2H程度で自分は余裕がありましたが、それでも結構疲れはしました。
慣れない装備と重さですね。
妻はまだ登山に慣れていないので大変そうでした。

昼食、おむつの処理など考えると妻のサポート無しには息子連れは難しいなと感じました。
逆に言えば二人なら息子を連れて日帰りのコースタイムが短めの登山であれば行けることも分かりました。

子供は座っているだけなので冷え対策に気を遣うことや、休憩時に降ろしてあげて歩かせたりするのも大事だなと思います。後は子供にとって結構刺激があるのか、いつもの昼寝の時間には寝ずに、限界まできてクタッと寝た感じだったので昼寝の時間調整も難しいところですね。

普段ソロ登山を楽しんでいますが、やはり家族で登ることは制限があるものの楽しかったです。妻も楽しんでくれていそうでしたので、また行きたいですね。

レンズ収納について

定番と呼ばれるパーゴワークスを買いました。
SWING-L。
基本あまのじゃくで、定番と言われると使いたくないんですが、遠回りした末に結局定番に落ち着くという。


ザックの腰ベルトを本体に通せばぶらぶらしないし、足元も見える。
またやはりワンタッチでレンズを出し入れできるのが楽。
スマホも出し入れしやすいし簡易防滴でもあるから安心。

ただフォーカスだとデカいかなと思いSWINGにしましたが思ったより小さいですね。
フード付きの24-120mm5.6Gと60mmMicroを入れたらパツパツでした。
うーむ。

52mm径の小型レンズで構成するならアリですが、口径70mm越えのレンズで構成するなら本数は限られますね。
フォーカスも買ってみるかなぁ。


使用機材

Nikon D750
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED
Nikon AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
Nikon AI Nikkor 50mm f/1.4S

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