鈴鹿山脈 入道ヶ岳~鎌ヶ谷周回
急遽入道ヶ岳から鎌ヶ岳を周回してきた。
入道ヶ岳
宮妻峡からは最初が渡渉があったり、劇登りだったりでとっつきにくいが、尾根に上った後は楽しい山登り。
広々とした尾根から開けた稜線。
目指す鎌ヶ岳が見える |
山頂 |
冬に来ても気持ちがいいだろう。
山頂は竜ヶ岳などと似た感じ。だだっ広い。
こちらはマイナーなのかほとんど人に出会わなかった。
水沢岳
入道から水沢に至る尾根はかなり細く、風も強い。
しかし馬酔木が至る所に咲いていて、目を楽しませてくれる。
見事 |
つつじもいい |
細く、風が通る |
道中イワカガミを見つけてびっくりした。
確かに少し花崗岩や岩が多くなってきて地質が変わっており、いてもおかしくはない。
だけどこの標高でイワカガミが見れるとは、予想外でうれしい。
中々近づかない |
水沢岳の山頂は特筆することがないが、鎌ヶ岳側が一部花崗岩の砂礫地で、不思議な地形だった。中々急峻でもある。
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急にこんな地形 |
これ初めて見るかも |
安定のイワカガミ |
山頂 |
水沢岳の鎌ヶ岳側 |
鎌ヶ尾根~鎌ヶ岳
鎌ヶ尾根から見た水沢岳 |
ヤマザクラ? |
鎌尾根はいよいよ鎌ヶ岳に迫る尾根。
と言っても今まで同様だがやはり細め。
この縦走路は基本的に巻き道がないので、アップダウンが激しい。
久しぶりだったのでかなり膝をやられた。
名前は鎌尾根だが、特に危険地帯があるわけではないので普通に通過できる。
リンドウに会えた |
いよいよか |
核心部?から見る鎌ヶ岳の山容はなかなかのもの。
急峻に切り立っており、他の鈴鹿山脈の山とは一線を画す。
鎌尾根側から見ると、大きなザレ場が目立ち、岩の亀裂がまるで鎌か鉤爪で引き裂かれた後のようだ。
ザレ場は流石に登れないようで、裏手に回って安全に登れる道がついている。
下から鎌ヶ岳目指して登ってくるとこのあたりに出るようだが、それだと鎌ヶ岳の全容は見えないから、鎌尾根から来てよかった。
山頂直下は短いが急峻。
登りきると見た目とは裏腹にそこそこ広い山頂だ。
休憩を取ってその場を後にする。
三重の山はまだわからん |
鈴鹿とは思えぬ山容 |
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歩いてきた縦走路 |
所感
膝の痛み
今回久々の登山だったことと、縦走路のアップダウンが多く、思ったより本格的な稜線だったことから下山時に久々の右ひざの激痛に襲われる。
どうも大休憩を取った後にアドレナリンが切れるのか、痛みが一気に襲ってくる感じがある。
そういえば以前痛めた時も右ひざだった気がするから、無意識に右ひざに負荷をかけているのかもしれない。
あまりに痛いので、ロキソプロフェンを飲んでしばらくはびっこを引きながら降りる。
段差を降りるときは右足を棒のようにして先におろす。歩くときは左足を先に出して右足を持ち上げるようにして歩くと多少マシだった。
ロキソプロフェンも効くのに少し時間がかかるから、ちょっとこの痛みはやばいかも、と感じたらすぐに飲んだ方がよさそうだ。
下山の後半は痛み止めが効いてなんとかなった。
縦走路
花崗岩あり、細尾根、急峻な下り登り、岩場、高山植物となんとも歯ごたえのある縦走路だった。アルプスよりも規模は小さいが、中身は比肩する。
ただそこそこ大変なので、健脚向けのルートかな。
カメラ
今回の機材は以下の通り。
・Nikon Z50Ⅱ& Z 18-140mm
・Olympus XZ-2
・Pixel7a
XZ-2が結構よく、肩にZ50Ⅱ、片手にXZ-2を持ってるとサクサク撮るのはコンデジ、ダイナミックレンジや引き寄せたい時はZ50Ⅱと使い分けるのが意外と快適だった。
ただ標準域がだだ被りなので、一眼は超広角をつけて、マクロ&標準~望遠のコンデジを片手に持つとちょうどいいか?と思った。
超広角はスマホで撮ってるが、色が悪い。
またコンデジ遊びが捗るかなー。
スマートウォッチ
HuaweiのGT4を使っているが、最近オフラインマップのダウンロード機能が追加された。
ただ市街地向けのマップなので、等高線がなく山ではあまり役に立たない。
一応ルート機能と合わせて山の名前くらいは出ているから、なんとなくの確認はできる。
大きく方向が変わるときは右左折案内が出るのはいい。ちょっと違う時もあるけど。
自転車の時はかなり活躍するだろうなと思った。
スマウォで等高線付きの地図にルート表示できるととてもいいけど、等高線付き地図は高額なGarminかバッテリーが持たないWatchOSを積んだYAMAPアプリとか。
難しいところだ。
あと、コースインポートして開始すると、コース見れるのはいいが心拍数を設定内の数値にしろとちょいちょいあおってくる。ゆっくりでもええやんけ。よくしゃべるからクマよけになるかな?
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