八ヶ岳 天狗岳へレッツラゴー
最初御嶽山の王滝コースにしよか思てんけど、熱中症なっても嫌やしほどよく樹林のある八ヶ岳に。
実は西天狗岳は冬に一回登ってるけど、ハプニングで消化不良だったんでリベンジ。
登り
唐沢鉱泉には6時過ぎに到着。
でも平日なのに残り4台ほど。こりゃ土日は前泊しんとキツイな。
唐沢鉱泉から西天狗岳へ向かう。
樹林帯は適当に登る。冬と全然印象が違う。
わりとサクッと第一展望台へ。
最高の天気!
夏には珍しいくらいのカラッと晴れた景色。最高。
そここら少し降りると、西天狗岳の取り付きの鞍部へ。
鞍部からは少ししたら森林限界。
八ヶ岳は裾野が長い分、上の方まで車で入れるので、森林限界までが短いのが一つの利点やね。
西天狗岳直下は記憶通りの岩稜帯。ここの下りチェーンアイゼンで下ったの無謀やったなー。怖かった。
この山頂直下、景色は相変わらず素晴らしい。北岳&甲斐駒&仙丈のトリオ、御嶽山。カッコよすぎん?
稜線
なんやかんや西天狗岳山頂に。
ここからは未知の世界オブザ・ワールド。
冬の時は時間切れでここで引き返したからね。
サクッと東天狗へ。
反対側の直下も中々に急です。
鞍部まで来るとまるでアルプスに来たかのような雰囲気。
東天狗も西に負けず劣らず岩岩しい。いわ。
東天狗の山頂はちょっと狭め。
東天狗からは根石岳に向かいます。ここもなんだかアルペンな感じ。
しかぁし!ここでボーっと別の事考えてニヤニヤしてたらうっかり浮石を踏んでしまい、前回りで転倒。世界が回転したアラウンド・ザ・ワールド。
一歩間違えれば、だったので危なかった。反省。擦り傷だらけになったのと背中が痛くなったくらいで済んだ。シヌカトオモタ。
良からぬことを考えるとバチが当たるというが、これがそうか。あな恐ろしや。
根石岳は見た目よりもサクッと到着出来る。硫黄岳の爆裂火口が爆裂によく見える。
西天狗岳 |
バッジ欲しさに根石山荘へ寄り道。スタッフさんに天気いいですね、と話しかけたらそうですね、とだけ返ってきた。
多分私の爆裂スマイルがあまりにぎこちないので、サッサと切り上げたかったのだろう。わかりみ。
山小屋スタッフさんは小屋ごとに千差万別。
アイドルグループみたいなところもあれば、玄人職人気質みたいなところや、自由奔放などなど。
根石山荘はアリエール系と見た。
根石山荘、立地がシャレオツなので泊まると御嶽山や西天狗岳が綺麗に見えそうだ。今度アリエール背負って泊まりに来たいと思う。
さて、根石山荘を後にして東天狗まで登り返す。これが疲れるけど縦走の醍醐味ってやつですな。キンモティウィィ!
東天狗で昼飯。
コンビニのあんぱんといなり寿司。
貧相じゃないかって?
わかるまい!山メシを遊びでやるやつには、このいなり寿司を通してでる出汁の力が!
いや、焼肉とかパスタとか最初は色々やってみたくて色々してみたんだけど、結局は普段から口にしてて美味しいと思うものが身体に合うわけでして。
グラノーラとか美味しくないんすよね。パスタとか腹膨れないんすよね。焼肉とかひっつくんですよね。
いや別にそれらを否定するわけじゃなくて、自分がとても面倒くさがりなので、自分にとって手軽に美味しいものがあるのにわざわざ手間かける必要あんのか?とふと目覚めてしまい。
覚醒してからはコンビニか家弁当一択ですやん。二択か。
メシもササッと済ませたら黒百合ヒュッテ方面へ。
すぐにどデカい岩がひしめき合っていたので、いてもたってもいられず飛びついちゃいましたテヘペロ。
ルーティングされてない岩を考えながら登るのは楽しいよね。登り切ったら高度感でチビリそうでしたけど。
ヒュッテ黒百合へのルートは2つあり、1秒くらい悩み抜きましたが予定通り中山峠へ。
しかしちょっと失敗だったかも?
デカ岩がゴロゴロしていて歩きにくく、展望もあまりないルートでやんした。
峠から黒百合ヒュッテまでは体感で3秒くらい。
黒百合ヒュッテではなんとアイスがある!ウッキウキしてヴァニラアイスを頼んだらなんと品切れ。。。私があまりに悲壮的な顔をしていたのか、お姉さんが慌ててフローズンヨーグルトもありますよ!と言ってくれたので満面の笑顔でそれを注文。
しっかり凍ってて激ウマ。
ホントは黒百合ヒュッテはオシャレなんでコーヒーで洒落込もうと思っていたが、暑すぎてコーヒーがCCレモンに早変わり。炭酸は無敵である。
黒百合ヒュッテを後にしたら唐沢鉱泉までまっしぐら。
しかしこれが苦手な沢道。滑らないように気をつけつつ、何回か滑りながら降りていきます。
ふと思ったけど、今回トレランの人も見た。でもこのルート、トレランするに走りにくすぎる気がするんだけど、どうなんだろうか。やはりマラソンで鍛えた筋肉はあの程度の濡れた岩や根は物ともしないのだろうか。
唐沢鉱泉まで降りたら大分早かったので、せっかくなんで日帰り入浴。14:00までなら990円というベストプライスで入浴可能です。
登山後の疲れた足に、温泉は3階まで上がるという鬼畜の所業からの素晴らしく趣のある風呂でテンション爆上がりです。
古く趣があるのに、シャンプーリンスボディーソープ完備、シャワールームまであるとは。。。!
しかしこんな大きくしっかりした建屋、誰が建てたんだろ。歴史もありそうだし。
さて、ここまでおっさん全開で書き進めてきました。
自分ももう35歳。気持ちは若者のつもりでも巷ではしっかりおっさんです。
おっさんのおっさんたる所以とは何か?
分からないので、まずは自分が思いつくおっさん節で文章を書いてみることにしました。
はたしておっさんを表現できているのでしょうか。
所感
軽量化
今回コーヒーや自炊をやめて、バーナー無しの軽量装備にすることに。
グレゴリーのNANO 18を使用。
最低限の荷物にしましたが、こうするとフルサイズカメラが結構邪魔。
しかし全編スマホ(Pixel7a)で通す気にはならないし。。。
そしてパーゴワークスのポーチも位置がうまく決まらず、足上げるのに邪魔。でも胸につけると今度はカメラとるのに邪魔。
そしてザックが軽くなればコースタイム早くなるか!?と思いきやそうでもない。
結局ペース上げると心拍数上がっちゃって後半でバテるのが目に見えたので、普通のペースで登る。下りもコースによるだろうけど沢道は濡れてれば全然ペース上げられないし、結局あんま変わらない。身体への負荷は多少楽かなぁ?
ローカットシューズ
こちらも今回初めてサレワのローカットシューズを使ってみた。
これが案外よくて、足さばきはすごくやりやすい。そしてビブラムソールじゃないけど結構食いつく。むしろビブラムより濡れた岩はマシかもしれない。
森林限界の岩稜帯はすこぶる歩きやすい。
しかしやはり剛性はないのでシューズの一部で立ったりするのは難しいし、結構足をぶつけるけどその度に痛い。
さてどっちがいいのか。。。
半袖半ズボン
岐阜の方言の話じゃないよ。
これまた下界は40℃ってことで、初めてタイツ無しの半袖半ズボンで行ったけど、高山は蚊がほぼいないし、夏はこれで十分かも。むしろ涼しくていい。
Pixel7a
Pixelにして画質はそこそこいいかな、と感じてるので超広角はスマホに任せる作戦に最近していますが、今回一眼と撮り比べて緑が死んでることに気づきました。
超広角はメインカメラではないので仕方ないのかなぁ。。。
フルサイズは重いんで軽くしたいけどNikonのAPS-Cでいい標準ズームがないし。。。
コンデジもおもちゃで使うのはいいけど真面目に使うのはちょっと難しいし、むずいですね。
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